Apr 13, 2019
おはようございます。
この度、にこちゃんがこの世にやってきました。
無事に、とても健康で、産まれてくれてほっとしています。
出産までの瞬間は、本当に奇跡のようでした。
ちくっと針をさすのは痛いのだけれど、そういった痛みではなくて、赤ちゃんがおりてくるまでの感覚は、「今一生懸命いくよ」というメッセージのようで、
光の中でとても深い呼吸をしながら、家族の手をにぎりながら、
病院について24時間を経て顔を見ることが出来ました。
途中、にこちゃんがおりてこれるように、足をあげながら病院を歩いたり、波がくる間は変な踊りをしてみたり(笑)
日にちやタイミングはわからないでドキドキと迎えた当日でしたが、
家族に見守ってもらえる日だったり、
予約していたタクシーに電話が繋がらなくてもアプリで呼んだらとっても大きなバンがきて
ゆっくり夜桜を見ながら病院に迎えたりと、
あぁ、にこちゃんが全部、見守ってくれているんだ、
この子を信頼しよう。と思って迎えられたことが、
長いお産を奇跡と思えた理由です。
出産後は、わからないことだらけで、
妊娠中も、わからないことだらけで、
学んでいたことが、ころっと覆ったり、
準備していたことが、全く違ったりと、
「その瞬間に、良いと思えることを選んでいけば大丈夫」という、
前から信じたいと思っていた考えを
実感する数ヶ月間でした。
今は、とにかく、目の前のにこちゃんの表情を見て、
なにを求めているかな?
どうしたらいいかな?
を感じてあげたいなと、思っています。
妊娠を発表してから、たくさんの祝福を下さったみなさま、ありがとうございました。
追っても追いきれない変化を受け入れていけるのは、
周りの方の優しさに感動する毎日があったからでした。
ぶつからないようにとしてくれる通行人の方、
クッションを用意してくださるレストランの方、
揺らさないようにするね、とゆっくり運転してくれるタクシーの運転手さん、
お腹ぱんぱんになってから歩いていると、ベビーカーを押しながら「がんばれよっ」という視線をくれたお母さんたち(笑)
見知らぬ方の優しさをこんなに感じた数ヶ月はありません。
そして、3人の子育て経験からありったけの情報をくれて、いつも安心させてくれた従姉妹の存在が、とても大きく、感謝しています。
数ヶ月違いの先輩で、励ましの連絡をずっとくれて、美しくパワフルなママの見本をくれた萩中ユウちゃん、
妊娠の楽しみをずっと教えてくれて、アンのベビーベットやお洋服をたくさん貸してくれ出産日近くは毎日「どう?」とメールをくれた村上萌ちゃん、
妊娠情報を常に共有して、美味しいお茶をもっておうちにたくさん顔をみに来てくれて、おこもり期を楽しい時間にしてくれたはあちゅう、
ありがとう。
お腹が大きくなってから、体調を気遣いながらオファーくださったお仕事のみなさま、ありがとうございました。ボトムスがはちきれそうになるまで撮影があって、行くたびにこの仕事が好きだと実感し、お腹のにこちゃんも、わたしの仕事を感じてくれていると思います。
新商品をご案内いただく度に、「元気な赤ちゃんを産んでください」というメッセージを直筆でくださったメーカーのみなさま、ありがとうございます。
綺麗でいたいと思えるコスメの魔法に、助けられています。
いつもbiishikiをご覧くださっているメンバーの皆さま、皆さまに向かってコラムや声のメッセージをお届けする度に、わたしの中の愛情や美容魂が溢れました。そんな時間をくださって、ありがとうございます。たくさんの変化を愛情をもって受け入れてくれたスタッフのみんな、ありがとう。
SNSで応援して祝福の言葉をかけてくださった皆さま、時間と気持ちを共有してくださりありがとうございました。ささやかな日常のご飯のこと、スキンケアやメイクのこと、綴っていく時間は、とてもわくわくする瞬間でした。
そして、家族に。
うん、直接毎瞬間伝えていきたいのだけど、
この奇跡をくれたことに、感動と尊敬の気持ちでいっぱいです。
大きな瞬間を迎えたという気持ちと、
長かった妊娠生活を終えたという気持ちと、
人生は続いていくんだなぁという途方もなさの中にいます。
でもその気持ちには、たくさんの希望があります。
やはりこれが好きだった(いつか再開しようの決意)がもっと明確に見えて、
むりをしないことの大切さ(なぜならむりが出来ないから)を実感しました。
今、目の前に新しく産まれた宝物と共に、
素晴らしいことをたくさん感じていけたらと思います。
皆さま、
ありがとうございました。
平成ぎりぎり元気いっぱいに産まれたにこちゃんと、静香より。